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なぜ「AIエージェントのスマートスピーカー」がこんなに注目されるの?をかんたんにまとめてみた。(ビジネスモデルとプラットフォーム①)

近年、北米で急速に所有者が増えた「AIエージェントのスマートスピーカー」が、この秋、次々と日本でも販売開始。
「声で操作ができて、おしゃれで便利」というウラで、メーカー同士の熾烈なシェア争いがされてる「背景」がなんなのか、ユーザーというよりはビジネス寄りの視点で、基礎情報をわかりやすく5つの要素でまとめてみた。

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amazonプライム松本人志「ドキュメンタル」の構造について

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お笑い芸人同士は「力を競いあう」という文化が、他業界に比べても確立されていると思う。通常、お笑いのような無形なサービスだと順位づけといった定量化は難しいため(ひとつの尺度では測りにくいため)、これは日本特有の発展の遂げ方なんじゃないかなと推察できる。その文化形成過程において、松本人志の影響はきっと大きい。松本は若い頃から誰より「一番」にこだわり、自ら最前線で笑いを競ってきたし、周りの芸人たちにもその姿勢を要求してきた。お笑いを格闘技のように、ハダカで勝負するタフでセンシティブな文化へと昇華させ、今日のM-1IPPONグランプリといった真剣勝負の場を産む土壌を耕してきた。今回「ドキュメンタル」が登場してきたのは、そういった「お笑い界の勝負事」のひとつの発展形として生み出されてきたと、そう読みとれる。

「笑ったら負け。笑わなかったら勝ち」という一風変わったルール。お笑いバラエティなのに、笑わないシーンが続くのを肯定してしまって、番組として成立するのかと心配になる目新しいルールである。(元をたどると大晦日の特番が原型だし、古典的な遊びにもにらめっこがあるが)

「ドキュメンタルは実験場である」と松本はあらかじめ表明している。その宣言どおり、シーズン1からシーズン2の過程において松本はルール変更を加えており、その結果、シーズン2のほうが「システム」としてのクオリティがあがっていて、より見応えある戦いの場面が増えたように感じられた。

シーズン1の頃の課題は明確で、「受け身のスタンスで話題への参加量が少ないほど、リスクが低くなり勝ち残りやすい」と感じさせる面であった。これに対してシーズン2では、「攻撃して相手を笑わせたらポイントが貯まり、そのポイント数で最後の決着をつける」という構造に変えたため、笑わせにいく積極性が必要になった。それにくわえて副産物として、そのポイント数が集計で可視化されることによって「番組の面白さに貢献できているのか」という芸人のプライドをくすぐる効果も産んだ。もし仮に0ポイントで優勝したとしても、本業としては「誰も笑かさなかった恥ずかしさ」が残るというプレッシャーの役目としても機能した。

また、シーズン1の経験からか、競技参加者となる芸人のリストアップに際し、たとえば、天才肌で言葉づくりや間の取り方で笑いをつくるメンバーよりは、とにかく手数が多く攻撃的でわかりやすい芸風のメンバーをより選定したように感じた。日村、小峠、吉村、斉藤。

「真剣勝負の笑い」がうむ研ぎ澄まされた芸術性や、わかる人にしかわからないセンスのようなものを視聴者にもつきつけるのが、企画者としての松本人志の真骨頂。お笑いというのは基本、のんびり力を抜いて観るものだと言えるが、その社会的地位を変えたのはダウンタウンの存在が大きい。ただ、「ドキュメンタル」では、戦いが長引くにつれ芸がみだれて、オゲレツや下ネタが増えてしまうのをみると、やや残念である。この点に関しては松本人志はどう考えているだろう、「こんな中身になるとはうまくいかないな」と感じているのか、もしくは「結局一番面白いというのは、そういうことだよ」と達観して観ているのか。ハダカになるのは禁止とか、一定の上品さがキープできたらもう少し観やすくなる気はする。 

 

「モテキ」の1話目を久々に観る

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ドラマはリアルタイムで観てたが、調べたら2010年だった。震災前。そんなに前か。アマゾンプライムにあったので時間つぶし程度に第1話を再生したら、面白くてびっくりした。第1話は全面的に野波麻帆の回。役名、土井亜紀。色っぽくてやんちゃ元気のキャラクター。特に下半身が肉感的で魅惑的な感じ。ソウルセットのライブTシャツが出会いのキッカケだったり、フェスの中でも渋めのタイコクラグに行ったり、2度目のデートがダイノジジャイアンナイトだったり、勇気を出してアプローチする瞬間は小沢健二の「強い気持ち強い愛」が流れたりなど、個人的な趣味性との共通度が多くて驚く。リアルタイムで観てたはずなのになにひとつ覚えてないことにも驚く。

7年前はほぼ同世代だった幸世がずいぶん年下になってしまったのだが、それでもいま現在においても、土井亜紀が目の前に突然あらわれてああやってアプローチしてこられたら普通にときめくだろうな。と思いながら観る。いくつになってもそうなのだろうか。いつの日か「いやいやオジサンには関係のない話だな」と思うようになる日が来るものだろうか。

 

 

村上春樹「騎士団長殺し」②終わりが明確でない仕事について

仕事には2つの種類があり、それは終わりが明確な仕事と明確ではない仕事だ。

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村上春樹「騎士団長殺し」①時間の過ごし方について

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映画「みうらじゅん&いとうせいこうスライドショー」が気になる。

映画『みうらじゅんいとうせいこう 20th anniversary ザ・スライドショーがやってくる!「レジェンド仲良し」の秘密』を新宿ピカデリーで見てきた。気になったことを9つ、まとめました。(ネタバレあり)

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ブラタモリ「神戸」と近江アナが気になる

「神戸はなぜハイカラなのか。」

番組最後のタモリさんによるまとめの言葉を文字起こししました。

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テレビドラマ「カルテット」が気になる。③テーマ:価値観

カルテットの第6話は、問題回だったと思う。表層的には「夫婦間の価値観の相違」というベーシックなテーマ設定なんだけれど、なんというか、もっと胸の深いところをざわつかせられて本質的な課題提起がされたように感じるので、再整理してみる。

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テレビドラマ「カルテット」が気になる。②テーマ:時間

このドラマは、物語のストーリーを追いかけるという通常の楽しみ方の他に、「内なるテーマ性」みたいなものに思考を巡らす純文学的魅力がある。4話までのあいだで印象的だったテーマについて整理してみるみる。今回は「時間」について。

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『日経ビジネス』No.1877 元素が買えないのメモ

(このシリーズは日々の思考メモです、雑誌に配慮し詳しい記事内容説明はなしで個人的感想の記録まで。)

さて「今週のキーワード」は、HISのロボット、インバウンド苦戦、元素の発掘現場、豊田章男のWOW、シンプルさの追求と内外混合チーム、データこそが循環血液、日本語の不利。の7本です。

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テレビドラマ「カルテット(第1話)」が気になる。

 

テレビドラマ「カルテット」の第1話は、気持ちが高揚するほどおもしろかった。なぜおもしろいんだろう。気になる気になる。(ネタバレあり注意)

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amazon「alexa」が気になる。〜在宅時間のプラットフォーム戦争〜

 

2017年1月アメリカで開催されたCESは、amazonのAlexaの独壇場だったという記事がでている。

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落語の「紙入れ」が気になる。

 

江戸の不倫噺「紙入れ」。

2016年のワイドショーは次々と芸能人の不倫報道ばっかり流れていて飽き飽きしたものだが、あんなの誰が興味あるんだろう。

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「モバイルオーダーの普及」が気になる。

アメリカの外食チェーンを中心に「スマホアプリを使ったモバイルオーダー」が流行っているという。簡単にいうと「店舗に行く前にアプリで事前決済して、店では商品を受け取るだけ」。ググってみると、スターバックス、シェイクシャックの成功例がたくさん挙げられている。そういわれると、アマゾンGOもレジ・レスで同じ文脈だ。気になる気になる。

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「組織づくり」が気になる。

年が明けて、会社の年度も変わる季節だ。年度変わりに合わせて組織構造の変革もすることが多いと思うが、組織づくりって奥深い。気になる気になる。

 

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