2018年の個人的ミュージックランキング
今年も自分用にまとめておく。
いつごろ、何を一番聴いてたかを残しておきたいので、月別の形で整理します。
◆1月
「つれてってよ」lyrical school
◆2月
「アルペジオ」小沢健二
これ今年の曲なのか。もう何年も前のことのように感じる。流動体とふくろうは復帰直後の特別感というか非日常感に包まれていたが、この曲はもっとさりげなくリスナーたちの日々の生活にそっと寄り添うように優しくリリースされた印象がある。聴きこめば聴きこむほど胸は痛くなる。2010年のぼくの行った日のひふみよツアーで「岡崎京子がそこに来てくれています」と涙をためながら最後のMCで小沢君が話したのを思い出す。今年の5月の武道館ライブのことも芋づる式に思い出しちゃうけど、それはまた別の機会に。
◆3月
「Lemon」米津玄師
今年の顔。2018年は年末最後の紅白歌合戦で米津玄師がフィーバーしてたが突然に思えてびっくり。「打ち上げ花火」に「パプリカ」と米津作品が3作もとりあげられたが、まあ3曲ともたしかに高品質。
そもそも主題歌になってたドラマ『アンナチュラル』が最高で、あれがもう1-3月クールで1年も経つのか。これと『けもなれ』があり、野木亜紀子の始まりは2018年と呼べそう。
◆4月
「陽炎」サカナクション
イントロの頭がゴダイゴのモンキーマジック風で気持ちよくて、何度か聴き比べた。
◆5月
「ICHIDAIJI」ポルカドットスティングレイ
◆6月
「フロントメモリー」鈴木瑛美子×亀田誠治
2018年に何を一番良く聴いたかと問われたらこれを選ぶ。女子学生が主に見そうな映画の主題歌だし曲調もJ-POPJ-POPしてて恥ずかしいんだけど、元はかまってちゃんの作品。亀田誠治の料理が良くて、ストリングスなんかも壮大にはいりすぎてオリジナルより相当チャラいんだけど、疾走感があってかっこいい。
前奏の鍵盤を聴くだけで、この曲は気持ちがあがるので「よしっ」と思う時に選びがちで、2018年は「よしっ」と思わないとやってらんなかったとも言える。
◆7月
『誕生』チャットモンチー
チャットモンチーが解散してしまった。
武道館のチケットがとれず映画館での同時上映で最後を観た。
昔、えっちゃんが好きで好きでたまらない時があって、その数年間は相当聴いたしライブも相当通った。
20代のチャットモンチーって「見ると泣けてくる」という思い出がある。あの感情の高揚は何だったんだろうな。
えっちゃんの復帰を楽しみに生きていきます。
◆8月
「スクールマジシャンガール」ハンブレッダーズ
リリースからは時間がたった時期と思うが、僕がこのバンドとはじめて出会ったのはテレビ番組『美少女クエスト』の挿入歌で。高校生の時のキラキラした初々しい恋愛感覚を思い出す映像で、そこにこの曲はバチっとはまった。高校生の頃に戻るような気持ち。
◆9月
「Lonely Lonely feat. Chara」LUCKY TAPES
ここ数年LUCKY TAPESを気にかけてきたけどこの楽曲で一山越えた感じ。メジャーアルバムもリリース。6月にキネマ倶楽部も聴きに行った。
◆10月
「終わらない世界で」DAOKO
有名人がみんなこぞってDAOKOと組もうとするけど、純粋に彼女のボーカリストの魅力なのか、はたまた事務所が強いとかあるのかしら。この曲は小林武史によるプロデュースで、AメロのラップからBメロのメロディーへの流れるようなつなぎの構成がクセになる。小林武史は2018年もいい仕事を重ねる。
◆11月
『往来するもの』odol
2018年らしさを象徴するアルバムのひとつ。哲学的な側面とサカナクション的な側面と、バランスをどうコントロールしてどこくらいまでメジャーになるだろう。
◆12月
「ぼくらのネットワーク」DAOKO × 中田ヤスタカ