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気になることクロニクル

マーケティング、流行、ミーハー、映画、

銀座のギリシャ料理「アポロ」が気になる。

#レストラン

2016年の春、人気のギリシャ料理店「アポロ」が日本初上陸と聞いて、気になる気になる。銀座の数寄屋橋交差点、キラキラ光る東急プラザの上層階にあるその店に、2016年のうちにと年末いってみたら美味しかった。ギリシャ料理とは。

ギリシャ料理というと、「遠い太鼓」くらいしか思い浮かばない。

村上春樹の旅行記エッセイに「遠い太鼓」がある。30代後半の頃の村上春樹が、イタリア・ギリシャなどへ3年ほど滞在した旅行記だ。この旅をしながら村上は90年代初旬の代表作「ノルウェイの森」と「ダンス・ダンス・ダンス」を書き上げたことで有名。

この「遠い太鼓」の中には、ギリシャの島々を夫婦で渡りながら、その町その町での食事の風景がはさまれるのが印象的だ。海沿いの町での、新鮮な魚介類と、自然派のワイン。

ギリシャの料理と言われて、僕の記憶にはそれくらいしか思い当たるものはない。日本人には馴染みのない国の料理と言える。 

 

遠い太鼓 (講談社文庫)

遠い太鼓 (講談社文庫)

 

 ②仕掛け人は、中村貞裕と小林武史。流行りそうな雰囲気。

このギリシャ料理店「アポロ」は、調べたら中村貞裕のトランジットが招聘してるそうだ。そうだったか。

トランジットが仕掛ける豪発モダンギリシャレストラン「アポロ」東急プラザ銀座に16年3月末オープン | Fashionsnap.com

運営は「ビルズ(bills)」や「アイスモンスター(ICE MONSTER)」などを展開しているトランジットジェネラルオフィス(TRANSIT GENERAL OFFICE)と小林武史が代表を務めるKURKKUによる新会社アポロジャパンが手がける

中村は、ビルズで大当たりしたあと、この「外国でちょっと先に流行っているものを、日本に初上陸させる」というビジネスで第一線を張っている。

もともと私は、この大行列ができるタイプの観光地的流行は、並ぶことがそもそもダサいと思うたちなので好きになれないのだが、マーケティングとしては成功が続いているし、目をつけるセンスもなんだかおしゃれ。

(原宿のアイスモンスターと、外苑前のシェイクシャックの大行列を見たときは、ここには並びたくないなと心底思ったが。)

ギリシャ料理は、近年、オーストラリアでブレイクしていたところだと言う。

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③色鮮やかでヘルシー、大皿の取り分けが楽しい。

訪問したのは12月末。東急プラザ自体がまだできて新しいし、建築デザインも美しい。レストランの場所は、外観からも目立つきりこ細工の形をした印象的な北側窓の一等地で、景色もきれい。店内は、白をベースに、天井も高くて気持ちが良い。

はじめて食べるギリシャ料理は、特に前菜が特徴的だった。グリークサラダは、素材の味を活かした生野菜の上に、大きなフェタチーズが乗っていて、これをフォークで崩しながら混ぜて食べる。色とりどりで鮮やかな野菜たちが一番はじめにでてくるから、とても健康的な気分に。このヘルシーさのイメージが(いま流行っている)ギリシャ料理のポイントなのかもしれない。

次に、ピザ屋のハコみたいなのにはいって出てくるピタブレッドが有名らしいんだけど、これがそのまま食べても美味しく、ここにイエローエンドウ豆のディップをつけてぱくぱく食べた。

メインもデザートも大きなお皿ででてくるのを、シェアして食べる。僕はシェアするのが好きなのでちょうどよくて楽しめた。あとで調べたら、メインは羊がスペシャリテのようだ。ぼくらはポークにしたが、まあ美味しかった。ボリュームたっぷり。

複数人でわいわい食事に来ても楽しそうだなと思いました。

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